+@c 2017-9-22 このノードのみ先に翻訳
+@c 第1章のxrefを正しく動作させるため。
+@node 寸法
+@subsection 寸法
+@translationof Dimensions
+
+@cindex dimensions (寸法)
+@cindex bounding box (バウンディング ボックス)
+
+グラフィカル オブジェクトの寸法 (大きさ) は、オブジェクトの@c
+バウンディング ボックスの左右端の位置、上下端の位置を指定します。@c
+これらはオブジェクトの参照ポイントからの距離で指定し、単位は譜スペースです。@c
+これらの位置は通常 2 つの Scheme ペアで表現します。@c
+例えば、テキスト マークアップ コマンド @code{\with-dimensions} は
+3 つの引数を取り、最初の 2 つが左右端の位置と上下端の位置を示す
+Scheme ペアです:
+
+@example
+\with-dimensions #'(-5 . 10) #'(-3 . 15) @var{arg}
+@end example
+
+これは @var{arg} のバウンディング ボックスの@c
+左端を -5, 右端を 10, 下端を -3, 上端を 15 に指定しています。@c
+全てオブジェクトの参照ポイントから、譜スペースの単位で計測されています。
+
+@seealso
+記譜法リファレンス:
+@ref{距離と距離の単位}
+
+